特殊光(NBI)による色差でみつける早期胃癌シリーズ①

当院では、早期胃癌をみつける頻度が他院と比較して多い理由、それはやはり、”癌特有の色差”を利用しているからです。

たとえば、隆起した癌、凹んでいる癌、凹凸のある癌、であればだれでも見つけられると思います。

一方で、平坦な癌、除菌後胃がん、発症まもなくの癌は、そう簡単に見つけることはできません。

#苦しくない内視鏡検査 #3分内視鏡

<症例1>

通常光では、癌の同定は困難な症例です。

NBI(癌を見つけやすくするモード)で、癌特有の茶色が、周囲の粘膜(緑)によって、より際立った観察されます。

拡大内視鏡で、精密検査モードに切り替えると、癌確定の所見をみとめました。

電気メスでマーキングし、一括切除しております。切除時間はわずか8分です。

当院では、診断から治療まですべて管理できるクリニックです。

日帰りで安全に術後のケアもしおります。