なかなか改善しない咽頭部違和感・食道違和感で受診される患者さんが当院では多く受診されます。
他院で内視鏡はしており、胃薬を長期で飲んでいるが効果が実感できない方が当院に集まってきます。
一般的に・・・
食道裂孔ヘルニアを合併した逆流性食道炎が多い印象です。
加えて、咽頭喉頭逆流を併発いる方が多い印象です。
当院では、PCAB・漢方・向精神薬でコントロールしていきます。
ただし、前医の診断が正しくない場合もあり、当院で内視鏡をやりなおすことがあります。
その結果・・・
①好酸球性食道炎(難病指定)
②食道アカラシア
③胸部大動脈瘤の圧排
④食道癌
⑤肺癌の直接浸潤
⑥咽頭癌
などが見つかることがあります。正しい診断をし、適切な対応を行っております。
<症例1>


第3世代オリンパス内視鏡に搭載されている、TXIモード(下図)で観察すると、難病を見慣れていない先生でも
(A)縦走溝 (B)輪状溝 が見やすくなる印象にあります。論文化されているかはわかりませんが・・・。
<症例2>

前医では、逆流性食道炎の診断となっております。
確かに線状発赤を認めますが、前述の(A)縦走溝 (B)輪状溝が確認できるかと思われます。
すでにPCABテストで効果がないことはわかっており、ステロイド介入で速やかに症状消失に至っております。
咽頭部不快感・胸部不快感でお困りの方・治療中なのに改善が見込めない方がいましたら、当院へ是非受診してみてください。
内視鏡専門医の眼で正しい診断を受け、適切な治療を受けましょう。