特殊光による色差でみつける早期胃癌シリーズ⑨(通常観察では指摘、不可能病変)

前回に続き、体上部小彎の平坦病変です。シリーズ⑧と非常に似たような病変です。

色調の変化や凹凸の変化は認めない病変です。

拡大NBI観察では、ネットワーク多角形断裂はなく、高分化型腺癌(顔つきの良い癌)であることがわかります。

NBI拡大観察を駆使し、癌の範囲をマーキングします。

ESDにて一括切除をし、創部をCLIPで縫縮し終了しました。

特殊光NBIを駆使し、超早期で胃癌を見つけ出すことが、我々内視鏡医の責務だと感じています。