バウヒン弁真裏に隠れた早期大腸癌を、内視鏡的切除した一例。

腹痛の精査の大腸内視鏡検査を施行した症例です。

便秘で下剤使用しており、背景は、大腸メラノーシスの粘膜です(通常より、どす黒い色)。

当院で採用している、特殊な内視鏡キャップでひだ裏めくると・・・

隆起+平坦な領域をもつ腫瘍が隠れていました。NBI観察で範囲診断して、腫瘍の範囲をマーキングしていきます。

マーキングの外側を、電気メスで皮剥するように切除していくと・・・

病変の摘出に成功します。出血予防にクリップで創部を完全閉鎖します。

大腸メラノーシスという、内視鏡治療のハードルがあがる点に加え、バウヒン弁真裏という解剖学的な難しい病変でも、当院では治療可能です。

もちろん日帰り治療で、これまで出血・穿孔などの合併症なく、皆様、根治されています。