一般内科

一般内科とは、風邪、発熱、頭痛、めまい、腹痛、悪心・嘔吐、胃腸炎、咳、喘息、気管支炎、発疹、関節痛、不眠、甲状腺・内分泌疾患、アレルギー疾患など一般的でよくある症状や疾患に対応する診療科です。

 生活習慣病と呼ばれる高血圧、糖尿病、脂質異常症、痛風、骨粗鬆症などについても対応いたします。薬物療法のみでなく、食事や運動などの生活指導を行います。 健康診断や各種予防接種なども行っております。

 日本内科学会の認定内科医が、適切な診断および治療を行います。また、必要に応じて速やかに専門機関を紹介いたします。まずは、お気軽に受診・ご相談ください。

県に届け出ている診療科目(15科)

内科・呼吸器科・消化器科・胃腸科・循環器科・アレルギー科・呼吸器内科・循環器内科・消化器内科・胃腸内科・糖尿病内科・代謝内科・内分泌内科・脂質代謝内科・内視鏡内科

市の検診(6月〜11月)

胃癌検診・特定検診・大腸癌検診・肝炎検診・前立腺癌検診・肺癌検診

当院の検査機器の紹介

全自動血球計数機 Celltacα(日本光電)

外来診察で、血液疾患の診断や治療経過の判断、貧血、感染症、出血などが疑われる場合に実施される基本的なスクリーニング検査です。

白血球や赤血球、血小板といった血液の有形成分の数や大きさなどを確認し、体の状態を把握します。

測定項目:
WBC、LY%、MO%、LY、MO、GR、RBC、HGB、HCT、MCV、MCH、MCHC、RDW-CV、RDW-SD、PLT、PCT、MPV、PDW、P-LCR

鉄剤内服や点滴の必要性、感染症の有無、抗生剤の必要性をその場で判断することができます。

富士ドライケムNX600 (富士フィルム)

約10分で体内の脂質(中性脂肪/HDL/LDL)・腎機能(Bun/Cre)・肝機能(AST/ALT/GGTP)・電解質(Na/K/Cl)・尿酸の数値を検出し、全身の状態を検査することが可能です。

臨床化学分析装置 Celltac chemi typeN(日本光電)

糖尿病の診断、血糖コントロールの指標であるヘモグロビンA1c(HbA1c)とC反応性蛋白(CRP)の検査が院内で迅速に測定可能です。

血液中のCRP(C反応性蛋白)とHbA1cを調べる検査機器です。

CRPは炎症の早期診断に役立ちます。HbA1cは採血3ヶ月前からの平均的な血糖状態がわかるので、糖尿病の指導に役立ちます。

測定項目:HbA1c、CRP

測定時間:炎症反応(CRP)約3分、HbA1c:約5分

富士ドライケムIMMUNO AG2(富士フィルム)

新型コロナウイルス、インフルエンザウイルス、マイコプラズマ、RSウイルス、アデノウイルス、A群β溶連菌などの抗原を測定することで感染の有無や発熱の原因となっている病原微生物を調べることができます。

感冒症状の原因菌の同定、抗生剤の必要性を適切に判断することが可能です。

Cobas h 232

急性心筋梗塞や肺血栓塞栓症の早期診断、心不全患者のモニタリングに有用なマーカーである心筋トロポニンT、CK-MB、D-ダイマー、NT-proBNPを全血で迅速に測定することが可能です。

測定時間:8~12分

歩いてこられる心筋梗塞患者や肺塞栓患者のスクリーニングに有用とされています。見逃せば、命に関わる病変のため、客観的指標として判断するマーカーとなります。

当院は心疾患患者さんも多く、必須の検査機器です。

※実際、1年間で数人は、歩いて受診され、当院で心筋梗塞・肺梗塞の診断で総合病院搬送しています。

VaSera(フクダ電子) 

動脈硬化の程度(CAVI) ・血管の詰まり(ABI) がわかります。
生活習慣病患者には、半年から1年に1回検査していただいております。

CAVI:血管の硬さ
動脈の硬さを測定し、血管年齢を表示します。
動脈硬化が進むとCAVI値が上がります。
CAVI値が上がると、脳出血・くも膜下出血・脳梗塞・狭心症・心筋梗塞などの病気にかかりやすくなってしまいます

ABI:血管の詰まり
下肢動脈に詰まりがあるかどうかを検査します。
ABI値が0.9未満になると末梢動脈疾患の疑いがあり、値が低くなるほど重症な状態です。

全自動血圧計診之助 Slim

軽量・コンパクトで設置場所をとらない全自動血圧計で、自然な姿勢で、 左右どちらの腕でも測定できます。車椅子のままでも 一人で測定できるバリアフリー設計で、測定の終了を音で知らせます。

診之助 TM-2657のIHB機能を用いた心房細動(AF)スクリーニングの研究論文が掲載されています。


横手明義ら,高齢化地域において心房細動を有する脳梗塞を減少させる取り組み, 日本医師会雑誌,148巻10号,2020年1月,2006~2011.

12誘導心電図・24時間ホルター心電図

心電図検査は、胸痛や動悸、脈の乱れなど心臓異常が疑われる症状に対して行う検査です。

手首・足首・胸部に電極を貼り、心臓の電気的変化を測定します。検査にかかる時間は5分程度です。

ホルター心電図検査とは、一日中心電図を記録することで、日常生活中に起こる心臓の問題を調べる検査です。

ホルター心電図は通常の心電図とは違い、検査期間が長く、装置を24時間、身につけて日常生活を送りながら心電図を記録します。この検査によって、不整脈、狭心症などの疾患を見つけ出すことが可能です。

自動体外式除細動器(AED)

当院では、救命処置のための医療機器である、AEDを設置しています。

致死性不整脈(心室細動など)を起こしている心臓に対して、電気ショックを与えることで、正常な心拍のリズムに戻し、突然の心肺停止から多くの命を救うことができる医療機器です。

当院院長はBLS/ALS取得しております。

また、長年総合病院で救急当番の勤務しておりました。

心停止患者に対して、気管挿管を含めた適切な救命処置を行うことができます。

水素吸入機 H2JI1

慶應義塾大学医学部が推進する「水素吸入療法」と同等の血中水素飽和度2.0%になることが、科学的に証明されている水素吸入器となります。

水素の主な作用機序は以下の通りです。

1、抗酸化作用

2、抗炎症作用

3、循環動態改善

4、自律神経調節

5、免疫力増加

健康への
有益性
気分・不安の軽減・改善
交感神経過活動抑制(自律神経調節)
病気の
予防・治療への
有益性
生活習慣病(高血圧、糖尿病)
※糖尿病や脂質異常症の方の動脈硬化進展予防
免疫疾患(アトピー、皮膚炎、慢性関節リウマチ)、免疫UP
呼吸器疾患(喘息、COPD、肺炎(COVID-19))
神経疾患(うつ、認知症、脳卒中、心停止後症候群、くも膜下出血、外傷)
心筋梗塞・慢性腎不全CKD
敗血症・出血性ショック・癌抑制

活性酸素・酸化ストレスがその病気の進展に関与する場合、水素の効力が発揮されます。また疾患に限らず、活性酸素は日常生活における運動や仕事、ストレスなどにより産生され、肉体に傷害を与えます。

ARIETTA 50シリーズ(富士フィルム)

モニターはアングル,パネルの高さや向きを検査スタイルに合わせて調整することができます。

広範囲かつ高コントラストな21.5インチLCDモニタを採用,10.1インチタッチパネルを検査しやすいエコー機器です。

1. Silky Image Processing(SIP)
診断の妨げになる組織のアーティファクトを低減し,境界を強調して表示する機能が付いています。視認性の良い画像を描出できます。

2. Trapezoidal Scanning
リニアプローブ走査時も,ビームを広げて描出することで台形表示します。対象組織を広い視野で観察することができます。