数年前から、良性ポリープと思われていたポリープが、実は”癌”だった。という衝撃の論文がでました。
しかし、その見た目は、良性か悪性かを見分けることは困難です。
生検するか、あるいは、内視鏡的切除をし診断することが必要です。
それでは、当院で経験した症例を供覧しましょう。
<症例1>

背景はピロリ未感染、真っ赤なポリープを認めます。

内視鏡的切除が、癌の診断となっています。
<症例2>
背景はピロリ未感染、真っ赤なポリープを認めます。


内視鏡的切除が、癌の診断となっています。
<症例3>
極小病変のため、近接写真になります。背景はピロリ未感染、真っ赤なポリープを認めます。


内視鏡的切除が、癌の診断となっています。
最後に・・・
最近の論文では、良性ポリープの違いをまとめた論文がでていますが、なかなか見分けがつかないのが現状です。
