発症早期で胃癌をみつけ、手術しないですむようにする!を目標に日々内視鏡業務に情熱を注いでおります。
今回はシリーズ第3段、そう簡単にみつけられない癌を紹介します。

近位前庭部前壁、じーっと観察すればわかるかもしれませんが、5分以上かけて内視鏡検査すれば、患者さんの苦痛は増大していきます。(胃カメラに10分かける施設もあるようです・・・)
当院は3分で終了を心がけています。
ここで、私の得意とするNBIスクリーニングの併用をしてみますと・・・

周辺粘膜(緑色)の中に、癌特有の茶色が領域性をもって、可視化できるようになります。

拡大内視鏡観察で、癌の所見を確認し、後日内視鏡切除(ESD)をしております。
