特殊光(NBI)による色差でみつける早期胃癌シリーズ②

前回紹介した通り、八木先生の論文によれば、癌の8割はNBIモード茶色とされています。

近位前庭部前壁、除菌後特有凹凸粘膜が散見されます。この時点では、癌の発見困難です。

NBIモードに切り替えると、緑の粘膜の中に、領域性のある癌に特有の茶色がみえると思います。

生検で癌確定となりましたので、後日当院で内視鏡切除(ESD)予定です。