特殊光(NBI)による色差でみつける早期胃癌シリーズ⑥;内視鏡治療は5分で根治しました(当院では入院不要です)。

胃の下部の病変です。通常観察では、局在診断が困難な症例です。

さて、どこに病変があるでしょうか?

ただし、癌の範囲診断は、NBIのよる拡大観察が優れています。

拡大観察すると、やや凹んだ部位(陥凹部)に一致して、領域(境界明瞭)のある癌がわかるかと思います。

電気メスでマーキングをして、わずか5分で内視鏡治療終了しております。

内視鏡治療エキスパートのクリニックであれば、胃癌の内視鏡治療(ESD)は入院せず、日帰り治療の時代が到来したと考えております。

症例数が溜まったら、データを出し、論文作成と学会発表を予定しています。

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